
ANAとJALカードを比較したらどっちがお得?と良く比較されることがあります。
気になりますよね。
これはマイルを貯め始めた人も、既に貯めている人も同じ。
結論から言うと、どっちが圧倒的にお得ということはありません!
なぜなら、この部分はANA、この部分はJALとそれぞれが特徴があり、それを判断するのは利用する人の好みだから。
とはいえ、それぞれの違いはあります!
ですので今回は、カードを利用して、JALとANAマイルのどちらが得かをお伝えしていきたいと思います。
参考:JALカードとANAカードはどっちが得?どっちが人気?2枚持ちでもOK?
Contents
ANA・JALカードを「貯め方」で比較! JALとANAマイルどちらが得?~2019
ANAカード・JALカードカードを比較するうえで、シンプルに3つの「貯め方」で考えてみました。
- 飛行機に乗って貯める
- クレジットカードで貯める
- 提携先と交換で貯める
マイルを貯めるのも使うのも、JALとANAマイルでは、どのような時にどちらがお得になるのかを、一つずつ比較していきましょう!
飛行機に乗って貯める
飛行機に乗ると「フライトマイル」が貯まります。
これは簡単にいうと、飛行距離と航空券の種類によって規定の区間マイル数が決まっており、その数値はANAもJALも同じ。
その区間マイル数は、より遠くの距離でハイクラスの航空券のほうがマイル数が大きく、つまりは、たくさん飛行機に乗り、遠くまでリッチな座席クラスでフライトをすると、マイルがたくさん貯まるんですね。
ここでの比較は、フライトマイルを得るための、選択肢の多さで比較してみます。
ANAもJALも、世界中の航空会社と提携をしている航空グループがあり、それを”アライアンス”と言います。
そして、それらの同じアライアンスグループの提携航空会社の便に乗っても、ANAマイルもJALマイルも貯めることができるんです。
つまり、そのグループ内に、どんな航空会社があるのか、どこへ行く航空会社があるのかで、選択肢が変わってくるということ。
ANA
ANAは世界一のアライアンス”スターアライアンス”に所属しており、その数なんと28社
アドリア航空、エーゲ航空、エアカナダ、中国国際航空、エアインディア、ニュージーランド航空、アシアナ航空、オーストリア航空、アビアンカ航空、アビアンカ・ブラジル航空、ブリュッセル航空、コパ航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザドイツ航空、スカンジナビア航空、シンセン航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス インターナショナル エア ラインズ、TAPポルトガル航空、タイ国際航空、ターキッシュ エアラインズ、ユナイテッド航空
以下は、スターアライアンスに加入していませんが、ANAと提携している。
エア ドロミティ、マカオ航空、エティハド航空、ユーロウィングス、ガルーダ・インドネシア航空、ジャーマンウィングス、ジェットエアウェイズ、オリンピック航空、フィリピン航空、ヴァージンアトランティック航空、ベトナム航空、アリタリア航空
数でいったら、ANAの方が圧倒的に多いですね。
ルフトハンザドイツ航空があることで、ドイツを始めヨーロッパの就航が豊富で、また、シンガポール航空やヴァージンアトランティック航空など、人気が高い航空会社がそろっています。
JAL
こちらは、JALのアライアンス。
一見、数でみるとANAに負けてしますのでが、世界最大の航空会社、アメリカン航空を始め、加入航空会社がとにかく世界規模の大きな会社ばかりなんです。
アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空 / キャセイドラゴン航空、フィンエアー、イベリア航空、 LATAM航空 / アラスカ航空券/ ランベル―航空 /ランエクアドル航空 /ランアルゼンチン航空、マレーシア航空、カンタス航空、カタール航空、ロイヤルヨルダン航空、S7航空、スリランカ航空/中国東方航空/ スリランカ航空券
以下は、ワンワールドに加入していませんが、JALと提携している。
エールフランス航空、エミレーツ航空、ハワイアン航空、バンコクエアウェイズ、大韓航空、
自分が良く行く都市への便が多い航空会社が入っていたら、こっちの方が使い勝手は良いことに。
ですので、一概に数では判断できないということですね。
つまり、自分が良く行く先が決まっているなら、その航空会社がある場所から選んだり、世界中を周りたいならANAの数の多さで選んだりするのがお得です。
参考:マイルを貯める!と決めたあなたに贈る本気のクレジットカード5枚【ANA・JAL】
クレジットカードで貯める

ANAカード・JALカードを持つと、マイルのプレゼントや、ボーナスマイルがもらえたりします。
そこにも多少の違いがあるので、ちょっとピックアップしてみますね。
ANA
ANAカードは種類がとにかく多く、提携会社のカードも含めると51枚も。
そのため、カードによってスペックにかなり差がでるのが、ひとつの特徴です。
一般カード | ゴールドカード以上 | |
年会費(税込) | 2,160円 ~ 7,830円 | 15,120円 ~ 167,400円 |
入会・継続マイル | 1,000マイル ~ 2,000マイル | 2,000マイル~10,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 10% ~ 25% | 25% ~ 50% |
日々のお買い物マイル | 1,000円=1ポイント=5マイル |
1,000円=1ポイント=10マイル 1,000円=1ポイント=15マイル |
例えば、一般カードの中でもその差が幅広く、お買い物で貯まるマイルの還元率は同じでも、プレゼントマイルで差をつけたり、また、ゴールド以上だとその年会費の高さに見合ったマイル還元率となるので、持つ人の好みと、生活環境などでどれがお得なのかも変わってきます。

JAL
JALカードは、そんなに種類がありません。
ですので、年会費やマイルの還元率などで選べば問題ないのですが、特徴として「JALの飛行機を乗る人」がお得になっています。
例えば、入会マイル・継続マイルは飛行機に乗らないともらえないんです。
その他、マイルで交換する無料の航空券が「特典航空券」を利用する際には、JALカード割引があり、JALカードを持っている人が、JALの飛行機に乗る時にお得!というスタンスですね。
普通カード | CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールドカード | プラチナ | |
年会費(税込) | 2,160円 | 10,800円 | 17,280円 | 33,480円 |
入会マイル | 1,000マイル | 5,000マイル | ||
継続マイル | 1,000マイル | 2,000マイル | ||
搭乗ボーナスマイル | 10% | 25% | ||
日々のお買い物マイル | 200円=1マイル | 200円=1マイル | 100円=1マイル | 100円=1マイル |
こんな方におすすめ | JALカードを試したい | 海外旅行へ年1回行く | 飛行機をよく利用する | 海外中心に飛行機を利用 |
JALカードをお得に利用する一番の方法が、「ショッピングマイル・プレミアム」
【ショッピングマイル・プレミアム】とは・・・カード年会費に3,240円(税込)をプラスして入会すると、カード払いのショッピングマイルが2倍に!
通常 200円=1マイル(還元率0.5%)→「100円=1マイル」(還元率1%)
そしてさらに『JALカード特約店』を利用すればマイルが2倍になり、ショッピングマイル・プレミアムと合わせると4倍にもなります!
★マイルが貯まるおすすめのカードランキングはこちら!
⇒ マイルを貯める!と決めたあなたに贈る本気のクレジットカード5枚【ANA・JAL】
提携先と交換で貯める
それぞれと提携している企業のポイントをマイルに交換して、貯めることができます。
自分がよく使うお店で選ぶのがおすすめ!
ANA
ANAは楽天と提携しているので、楽天のようなポイントが貯まりやすいものがANAマイルへ交換できるのは、大きなメリット。
- 電子マネー「楽天Edy」 10,000マイル⇒10,000円分のEdy
- 楽天スーパーポイント 10,000マイル⇒楽天スーパーポイント10,000ポイント
- Tポイント 10,000マイル⇒Tポイント10,000ポイント
- スターバックス カード 10,000マイル⇒10,000円分のスターバックス カードへ
- nanacoポイント 10,000マイル⇒nanacoポイント10,000ポイント
JAL
JALは前述した「JALカード特約店」を利用するのが、一番お得です。

←このマークのお店で利用すれば、マイルが2倍!
◆主なJALカード特約店


ここでオススメ情報!
全国に約52,000店舗あるJALカード特約店は、旅行、お買い物、暮らし、美容・健康・医療、宿泊、ゴルフ場、レストランなど、さまざまなお店があり、日常的に利用すれば、いつの間にかJALマイルが貯まってますよ。
参考:JALカードとANAカードはどっちが得?どっちが人気?2枚持ちでもOK?
まとめ

いかがでしたでしょうか。
マイルはANAならANA、JALならJALを単体で貯めた方が、効率よくて貯まりやすい、と言われております。
もちろんそれは間違いではありませんが、私は両方を貯めています。
ANA・JALそれぞれの良さと使いにくさと、特典もお得も程よく欲しくて、両方貯めています。欲張りにマイルを貯めるのもアリですよ。
さぁ!マイルを貯めて、ワクワクする旅に出ましょう♫
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ここでオススメ情報!
ANAカードの一番のおすすめは、入会時・継続時のマイルが飛行機に乗らなくてももらえること。
つまり、何もしなくてももらえるので、マイルの価値を「1マイル=2円以上」と捉えると、年会費(2,160円)の元はとれる!ということにもなりますよね。