マイルを貯めてみようかなと考えた時、一番初めに悩むのが、JALマイルにするか、ANAマイルにするかではないでしょうか。そもそもどのように違うのか、なんて分かりませんよね。
ちなみに私は初心者の頃、全く分からず、それを調べることもせずに、見切り発車でJALマイルだけを貯め始めました。
陸マイラーの中でよく言われているのは「ANAマイルを貯めると決めたなら、ANAマイルのみ、JALマイルならJALマイルのみに絞った方が良い」ということ。
でも最近、両方貯めている人が私の周りでも増えてきました。理由はとっても単純。
JALもANAも両方使える方が、利用できる幅が広がるから。
先にお伝えしますと、JALもANAもその特徴を知って貯めれば、どちらも得なんです。
そして、飛行機に乗らずにマイルを貯める陸マイラーにとって、JALカード・ANAカードは必須です。
では、どちらが得なのか、最新の2020年の貯め方に沿って、JALとANAをクレジットカードで比較してみましょう。
JAL・ANAをカードで比較【2020年版】陸マイラーにとってどちらのマイルがお得?
JALカードとANAカードのどちらが得かは、色々な角度からみて頂き、自分が気になるところで判断することをおすすめします。マイルを貯める陸マイラーならば、よりお得に貯めたいですよね。すごく分かります。
それでは、今回、私が気になる日常のお買い物から比較してみましょう。2020年時点の比較です。
参考:マイルを貯める!と決めたあなたに贈る本気のクレジットカード5枚【ANA・JAL】
日常のお買い物でお得に貯られるのはどっち?
JALカードもANAカードも普通カードの基本設定は、「100円=1ポイント=0.5マイル」つまり還元率は0.5%となります。しかし、両社共に「100円=1ポイント=1マイル」還元率1%にすることができ、この設定をすることでマイルの貯まり方が変わります。
例えば、1年で貯まるマイル数にこれだけ差がでます。
毎月のクレジットカード決済額50,000円の場合
50,000円÷100=500ポイント 500ポイント×12か月×0.5=3,000マイル
毎月のクレジットカード決済額50,000円の場合
50,000円÷100=500ポイント 500ポイント×12か月=6,000マイル
「100円=1ポイント=1マイル」にする方法はこちら。
◆JAL
ショッピングマイルは通常は、200円=1マイル
→ 年会費3,000円 (税抜) でショッピングマイル・プレミアムに入会すると、100円=1マイルに
私はJALカードを持ったばかりの頃、通常の年会費2,000円に3,000円を追加することがもったいなく、入会していませんでした。これが今思えば、すごくもったいない!
200円=1マイルと100円=1マイルでは貯まり方が全然違うんです。3,000円の年会費なんて必要経費ぐらいに思ってよかったんです。
しかも、ショッピングマイル・プレミアムに入会してJAL特約店で利用すれば、通常の4倍のマイルが付与!
続いてANAはというと
◆ANA
ショッピングマイルは通常は、1,000円=1ポイント=5マイル
→ マイル移行手数料、年会費5,000円~6,000円 (税抜) を設定すれば、1,000円=1ポイント=10マイル
ANAも普通カードの年会費は、大体2,000円

ここで気になるのは、一見ANAの方が、100円=1マイルにする維持費が高額に思えますよね。実はそうでもないんです。
ANAカードはショッピングで貯めたポイントは、一旦クレジットカードのポイントとして保管され、その後マイルに移行します。この時、マイルに移行する時に必要なのが、上記の移行手数料、年会費5,000円~6,000円 (税抜) というもの。
つまり、クレジットカードポイントの有効期限は大体2年ですので、2年に1回だけこの移行手数料を設定してしまえば、1年では、約2,500円~3,000円 (税抜) になるんです。
ここがJALとの差なんですが、JALカードはショッピングポイントがそのままJALマイルとなるため、このような裏ワザはないんですよね。
お得にマイルが貯まる設定「還元率1%」にかかる1年間の維持費 JAL:カード年会費2,000円+ショッピングマイル年会費3,000円=5,000円(税抜) ANA:カード年会費2,000円+移行手数料年会費5,000円~6,000円 =7,000円~8,000円(税抜) → 2年に1回だけマイルを移行する場合は、マイル移行手数料は実質2,500円~3,000円になるため、1年間の維持費は4,500円~5,000円(税抜) 今回は、普通カードでの場合を比較してみましたが、JALもANAもゴールドカードになると、この手数料が無料。ただその分カードの年会費はアップするのですが、相対的に見てマイルを貯めるならゴールドカードの方が断然たまります。 カードを選ぶときは、そんな風に比較してみてくださいね。 一つご紹介しますと、私のおすすめのカードはこちらでご案内しております。 ⇒ マイル初心者がマイルを簡単に貯める方法!~Part2ANA・JALカードはこれ! JALもANAも相対的に大きな差はないと思うのです。では、何で判断をるするとよいかといいますと、正直一つでは難しいところなんです。 今回ご紹介した比較は、日々のお買い物に影響されますので、普段よくショッピングをする場所がJALの特約店だったり、ANAカードのポイントが貯まるお店だったりするかどうかが、一つの判断基準になるということ。 この他にも、まだまだ別の項目で比較していきますので、良かったらまた覗きに来てくださいね。 マイルを貯めて旅に出ましょうね♬ マイルが貯まるカードランキングはこちら ↓ こちらの応援クリックをポチッとお願いします! まとめ
説明入ります!
年会費5,000円~6,000円 (税抜) の違いですが、ANAカードのクレジットカード会社の違いです。
年会費5,000円 → JCB系 と 年会費6,000円 → VISA、MASTER系 になります。